有馬記念

4月30日(日) 京都競馬場 3200m(芝・外)定量 4歳以上オープン

最強ステイヤー決定戦

歴史

■天皇賞(春)
天皇賞(春)は、京都競馬場・芝3200mを舞台に古馬最高の栄誉を懸けて争われる、長い歴史と伝統を誇る競走である。

■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した『エンペラーズカップ』が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で『帝室御賞典競走』として行われるようになった。

■第1回
1936年(昭和11年)に『日本競馬会』が設立されて、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が『日本競馬会』に統合されたのを機に、『帝室御賞典競走』は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催される現在のスタイルとなった。同年の秋のレースが第1回の天皇賞とみなされている(東京競馬場・芝2600mで開催)。その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700mで、4歳(現3歳)以上の馬によって争われ、第3回の同年秋からは、「5歳(現4歳)以上、芝3200m」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で行われた1944年(昭和19年)春まで『帝室御賞典競走』の名称で行われていた。

■戦争による中断と再開
1944年(昭和19年)秋から戦争の影響で中断されたが、戦後の1947年(昭和22年)春に『平和賞』の名前で復活したのち、同年秋から現在の『天皇賞』に改称され、春は京都競馬場、秋は東京競馬場で開催されることになった。

■競走条件の変遷
1981年(昭和56年)春に『勝抜制』が廃止されて、過去の優勝馬にも出走権が与えられるようになった。これまで、タマモクロス(1988年春・秋)、スーパークリーク(1989年秋、1990年春)、メジロマックイーン(1991年・1992年春)、ライスシャワー(1993年・1995年春)、スペシャルウィーク(1999年春・秋)、テイエムオペラオー(2000年春・秋、2001年春)、シンボリクリスエス(2002年・2003年秋)、メイショウサムソン(2007年春・秋)、そしてフェノーメノ(2013年・2014年春)の9頭が2回以上天皇賞を優勝している。

長年、「5歳(現4歳)以上、芝3200m」という条件で行われていた天皇賞であるが、1984年(昭和59年)の競馬番組の変革により、秋は距離を芝2000mに短縮し、さらに1987年(昭和62年)から秋の天皇賞には4歳(現3歳)馬が出走できるように条件が変更された。これにより、春は5歳(現4歳)以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は4歳(現3歳)以上の中距離ナンバー1決定戦と、その性格が明確に分けられた。

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コースの特徴

京都競馬場 3200m(芝・外回り)

スタート地点から3コーナーまでの距離が約400m。京都・芝3000mに比べると、3コーナーまでの距離が長いため、スタート後のポジション取りでゴチャつくことは少ない。2周目の3コーナー過ぎの下りからペースアップし、そのままゴールまで長く脚を使い続けることが要求される。京都の芝は移動柵がA〜Dコースまで取れるため良好なコンディションが保たれて、終始インコースの良い状態が続きやすい。天皇賞(春)は、菊花賞よりも200m長く、古馬同士の対決なので、スタミナをより求められる。勝負どころからスピードを持続し続ける能力と、内を通ることのできる操縦性が勝敗を左右するケースも多い。

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菊花賞よりも展開が厳しい
スタート地点は向正面の中間点よりやや左。菊花賞よりもさらに200m延長される。このレースでしか使われない特殊なコースで、外回りコースを約1周半する。菊花賞のスタート地点に比べると、最初の3コーナーまでの距離が十分に取られている状況だが、スタート直後は先行勢のポジション取りで、ある程度速く流れる。マンハッタンカフェが勝った時はいきなり前半600mが39秒6というような、極端に遅いペースにはなったが、このようなケースは例外。基本的には一周目の正面スタンド前あたりまでは平均ペースで流れる。その後にペースが落ちて、各馬が息を入れる。 向正面では平均からやや遅めのペースで流れる。再び隊列が動き出すのが2周目の3コーナー過ぎ、坂の頂上付近。菊花賞と同じように、ここからゴールまでの800mの間、下り坂を利しての目一杯の追い比べとなる。すでに2400mを走った後で、さらにラスト4ハロンで速い脚が要求されるという厳しいレース。相対的にラップ構成を見た場合、菊花賞よりも中盤が緩まないのに、後半のラップも速いのだ。ヒルノダムールが勝利した昨年は、レースの上がり3ハロンが36秒0、同馬の上がり3ハロンが35秒3。時計がかかったわけだが、残り1400m地点からペースアップしての超ロングスパートとなった。非常にタフな競馬で、最後は脚が上がってしまったのは仕方がない。G1にふさわしく、底力が問われた一戦と言えるだろう。

好走馬は先行〜差し
このような展開になると、前々で捌き切って勝つのは至難。中団あたりからの差しも決まりやすい。一般的な脚質傾向としても差し馬の勝利が最も多く、2着は先行馬が多い。逃げ切りと追い込みは非常に困難だ。コーナーをたくさん回るコースという点を考えると、枠順は外よりも内がほしい。過去10年、勝ち馬は14番ゲートよりも内だ。18番ゲートの好走はない。中枠よりも内が有利だ。



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